受験生の夏休みは1日10時間勉強?!
今年、長女は小学6年生。中学受験生にとって勝負の年です。塾からもらった夏休みの過ごし方に関する資料を読んでいたら、一日10時間勉強が目標とのこと。うわー大変だぁ!
会社でも長時間労働や残業過多だとブラック企業と言われてしまうこの時代。小学6年生にここまで求めるのかな?というのが第一印象でした。ただよく考えてみると、限界まで頑張るから成績が伸びるという考え方も理解できまるんですよね。仕事だって部活だって、成果を出すためには「もう無理!」と思う自分の精神的な限界を超える必要がある。仕事だって勉強だって、本当に面白いと思ったら、本当にやらなければいけないと感じられたなら、寝食を忘れて取り組む状況になることもあるのだから。世の中でいう、いわゆる成功者の方々は、誰しもがそういう段階を必ず経験していると思います。
そう考えてみると、「自分の限界を突破するための10時間勉強」というのは、大きく成長するためには理にかなっているのかもしれません。昨今、コロナの影響もあって仕事や勉強に全身全霊で打ち込むという機会は大きく減っている気がします。勿論、過労や精神的に追い詰められてしまうような状況は良くないけれど、ブラックだなんだと言って仕事に時間的な制限を課して「今までの自分の限界」を超えるためのチャンスが得られなくなってしまうのは、人として成長するための大切な機会を奪われてしまっているともいえる気がします。
「10時間勉強」と最初に聞いた時は私もつい否定的な反応をしてしまいましたが、この文章を書いていて、塾の先生たちと娘を信頼してお任せしてみようかなと思いました。
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