息子と本気のコミュニケーション
ここ10日間ほど、連日息子と将棋を指しています。当初は息子がハマった将棋の相手として私が何となく指していただけなのですが、一度本気で息子と勝負をしたら思いのほか楽しくて。以来、私も将棋の本を読んで勉強。当初は息子が勝ってばかりでしたが、最近は息子が勝ったり私が勝ったりを繰り返すようになりました。
私は基本、将棋やオセロなど「先をよむ」ような頭を使うゲームは苦手。息子が将棋を始めた時も、「ママはこういうの弱いから、パパとやってね」って言っていたくらいでした。ただ、意外と負けず嫌いで、実はヒリヒリするような勝負の緊張感は嫌いじゃない(笑)。頭をフル回転させてうち手を考えて、それがうまくハマった時の快感に魅せられてしまったようです。この年になってまさか将棋にハマるとは思いもしなかったなぁ。「面白い!」と思えるものに出会えるのって嬉しいものですね。何事も「苦手だから」と食わず嫌いをするのは良くないなと思いました。
そして、息子はママと一緒に本気で出来るものが出来たことが嬉しいようで、毎日「将棋やろう!」と声をかけてきます。振り返ってみれば、息子の好きなものに興味を持てなかった私。幼少期に息子がプラレールにハマった時は、息子が電車を走らせている横でうたた寝。息子が好きなSwitchにはまったく興味なし。「ママもあつ森やろうよ~!」と言われてもスルーし続けていました。こうやって文章にしてみると息子が可哀そうだわ^^;
そんな私が将棋盤を挟んで息子と向き合い、30分以上真剣に将棋を指す。緊張感を持って集中して考え、勝ったり負けたりで喜ぶ。「真剣に向き合ってもらっている」という感覚が息子にとっても嬉しいようで、勝っても負けても嬉しそうにしています。将棋のお陰で、私たちの親子の間に今までになかった体験をすることが出来ている今日この頃です。
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