「出来ない」を乗り越える
ただ今我が家に飾っている花は、私が1番好きなトルコキキョウ。淡い色のグラデーションがとてもきれいです。
最近、娘が苦手にしている理科の「水溶液の中和の計算」を一緒に勉強しています。理科は、算数と同じく私の苦手科目。娘が苦慮しているのは知っていましたが、私自身も理科に対する苦手意識が強かったので、勉強を教えるのは主人に任せっぱなし。でも、娘は理科が苦手な上に先生や主人に聞くのも嫌がるようになってしまい、どうにも手が付けられない状況になってしまいました。
私は今まで「出来ない私が教えるのも良くないから」という思いから、苦手な理科や算数は主人に任せて、私自身は極力口を出さないようにしてきました。でも、実は私自身が苦手なことから逃げて、「出来るようになること」を諦めていたのかもしれません。
今回、娘を通して「出来ないことを出来るようにする」「出来るようになることを諦めない」、そんなメッセージが来たのかもしれないと、今まで頑なに首を突っ込まなかった理科に取り組むことにしました。
塾の5年生のテキストを読んで、YouTubeで水溶液の完全中和の動画を何度も見ながら問題を解く。わからないところは主人に聞きながら勉強して丸2日。ついに水溶液の問題の意味を理解しながら解けるようになりました。解けるようになった時、嬉しかったなぁ。そしてこれなら娘も問題の数さえこなせば解けると確信できました。これが私にとっては、とても大きかったです。
子どもがどんな問題で行き詰っているのか、そこが理解できないと親にとって子供の苦手科目がとても不安で脅威に感じます。そそり立つ壁のように感じられる。でも、自分で問題と向き合い、娘がどこを理解できずに苦慮しているのかがわかると、解決すべきポイントがピンポイントでわかるようになる。だから、漠然と抱えていた親の不安感がなくなり、結果娘の不安も解消されることになるのだと感じました。
もちろん、これからどんどん難しくなる勉強内容。私に理解できないことも増えてくると思います。でも、答えを見ながらでも何でもいい。娘が困っている所を見つけ出してあげて、一緒にそこに寄り添ってあげる。そんなスタンスを大切にしながら残りの時間を過ごしていきたいと思いました。
0コメント