知的好奇心がやってきた。
最近図書館で借りた本。
『いちばん親切な西洋美術史』。
藤田嗣治の美術書を読み終わり、
ジャポニズム〜印象派〜エコール・ド・パリ
への流れが知りたくなりました。
昨年のゴッホ展、
8月に見た藤田嗣治展の影響で、
西洋美術史に興味が湧いています。
もともと大学時代は西洋史学科で
イタリア・ルネッサンスから近代西洋に
ついて学んでいたので、
西洋美術史も目は通していました。
でも、当時は図録や年表からの
勉強の範囲から出なかったんですよね〜。
それから20年。
年をとって(笑)、いろいろな人生経験を
積んで、芸術家の裏に潜む人生の苦悩を
理解できるようになって。
絵画を「一人の人間の人生の総体」
として見ることができるようになったら、
俄然面白くなりました^^。
印象派やジャポニズムなどの
潮流や思想はもちろん、
芸術家はたいてい女性関係が
乱れているので(笑)、
芸術家の家庭環境が
創作や成功へどんな影響を
もたらすのかを考えてみたり。
純粋に、知りたいと思うから
本を読む。学ぶ。
「学ぶ」ってこういうことなんだと
改めて感じています。
40代で大学に進学する人の気持ちが
なんとなくわかってきた
今日この頃です。
いくつになっても人生は学びですね。
知りたいと思う好奇心を抱けることに
感謝して、今日も眠気と戦いながら
本を読もうと思います!
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